初めて「生食」を与える飼い主様へ

今のフードから生食へ変える方法は?

  • 絶食させてお腹を空にし、一気に替える方法。
    簡単で一番良い方法ですが、お腹が弱い犬は嘔吐や下痢をしてしまうこともあります。
  • 徐々に今のフードを少しづつ減らし、生食を少しづつ足してお腹を慣らし、2~3週間かけて替える方法。
    体に優しく、飼い主様にも愛犬にも一番負担が少ない方法です。一般的にこの方法を利用される方が多いです。

生食へ切り替える際に与える量は?

犬のサイズによって異なりますが、以下は例としてご参考下さい。
10キロの成犬に生食のみを与える場合は、目安として一日体重の2%、(200~230グラム) となります。まず、今与えているフードを8分の1減らし、約20~30グラムの生食を足し、数日~1週間ぐらい様子をみて徐々に生食の量を増やしていき、2~3週間かけて100%生食に替えてゆきます。

もし今後もドライフードやウェットフードと併用されたい時は、一度生食に完全にならしてから他のフードも併用する事が可能です。気を付けて頂きたい点は、生食と他のフードとは消化のリズムが異なります。一日2回食事を与えている場合は朝(又は夜)ドライにして夜(又は朝)生食にしてください。切り替えの期間中は他のフードと生食が混ざっていても仕方ありませんが、最終的には混ぜて与え続けることはあまりお勧めしておりません。 成犬には体重の2%が目安と書いておりますが、これはあくまでも目安です。人間と同じで犬もそれぞれ体質が違いますので同じ年齢、体重、犬種であっても2%では足りない犬もいますし、逆に2%では多い犬もいます。

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