”皆様はペットコンパニオンにドライフー(穀物源のもの)を食べさせていますか?
実は穀物類はペットコンパニオンにとって生物学的に適していません。食べることによって穀物は炭水化物を
糖へ変えてしまうため体重増加に繋がる傾向があり、近年増えているアレルギーや癌の原因とも言われています。このようなリスクがあるにも関わらずなぜ穀物類を与えようと思うのでしょう。”
もちろん、ドライキブル食で元気に長生きしているコンパニオン犬も中にいます。
Please, Read the Label
ラベルをしっかりとお読みください
(the numbers do not lie)
(数字は嘘をつきません)
近年変化の多いいこの世の中、ペットコンパニオンのダイエットに含まれている内容をしっかりと把握する必要があります。私がここで申し上げている把握というのは、皆さま自身が口にする食べ物
の栄養素を確認するように、ペットフードに記載されているものもしっかりと読み、理解するということです。
長年、一般のペットフードは人間が不要とした食材の廃物を原材料として作られ消費者に販売されていたことは大変ショッキングな事実です。
しかし近頃は風向きも変わり、多くのペットオーナーは栄養素の高い食品を大切なペットコンパニオンに与えたいと意識が変わってきました。
多くの方が質の悪い原料を与えると良質なエネルギーに繋がらず、結果的に健康にも影響が出てしまうことに気付いたのです。
効率的な解決法としては、ペットコンパニオンに高品質で適している商品を与えることなのです。
4つの基本成分の定められている分析内容の概要を簡単に正しく比べることができます。
以下の内容につき基本的な点についてご説明したいと思います。
1)たんぱく質:最も重要な材料
2)脂肪:最も良いエネルギー源
3)水分:比較を必要とする
4)繊維:結腸を奇麗に保つ
5)炭水化物の価値:今回のディスカッション内容の一部
たんぱく質
たんぱく質はどのペットフードにも最も大切な材料です。量も大切ですが、それと同時にたんぱく質の種類も重要です。
良質なたんぱく質は肉からきますが、どんな肉でも良いということではありません。
たんぱく質の組織に熱を加えてしまうと本来の組織が崩れ(ドライ製品のように)体内で材料本来が持つ栄養素の働きが下がってしまいます。
それだけではなく、含まれている生きた酵素も殺してしまうことになります。
たんぱく質は体の成長そして細胞の修復に必要な最も重要な栄養です。実験でも証明されていますが、
生食のペットフードを与えられているグループと熱処理、加工されたものを与えられたペットコンパニオンの
グループを比べてみた結果、生食を与えたグループのほうは老化が減少し,変性疾患の症状も現れる事なく非常に健康でした。
この実験はスエーデンのストックホルムで行われ、高い栄養素の含まれたお手製の生食ダイエットを食べた
ペットコンパニオンと加工製品のペットフードを与えられたペットコンパニオンの寿命を比べたところ、
生食を与えられたグループのペットコンパニオンは後方と比べて32ヶ月(3年弱も!)も長く生きられる
可能性があることがわかりました。
質の良いたんぱく質は人間が不要となった植物からではなく動物からきます。
脂肪
先ず、全ての脂肪は悪くありません。ペットコンパニオンも健康を維持するためには脂肪は必要なのです。
ペットコンパニオンのエネルギー源は炭水化物ではなく脂肪からきます。
脂肪は必要とする脂肪酸、またはオメガを最も含んでいます。しかし全ての脂肪が同じではありません。
脂肪を選ぶ際、植物性そして動物性のものと両方選ぶことが良いでしょう。
その中でもラードや獣脂そして綿実油は避けましょう。また人間にとっては健康的と言われているオリーブ
オイルは動物にとってオメガ3や6の脂肪酸が少ないのでこちらもやめましょう。
水分
水分はまたペットコンパニオンのダイエットに非常に大切な要素です。水分量が10%しか含まれていないドライフードのような商品は常に脱水症状を起こしてしまう状況になってしまいます。
皆さまはその分お水を与えれば、と思ってしまうかもしれませんが口から摂取する水分は体内にあまり吸収されないため、食品から摂取する水分量がとても大切なのです。
BARF Dietのような生食ダイエットには役70%もの水分が含まれており、これのみでペットコンパニオンは十分な水分量を摂取できます。
また十分な水分を摂取することで腎臓や膀胱内の水晶の形成などの非尿症状を阻止することができます。
繊維
繊維は結腸を掃除する役割を持っています。繊維なくしては腸の正常な働きが成り立ちません。生食ダイエットを取る事で十分な繊維も吸収でき、お通じも正常に働いてくれます。
炭水化物はどこに表示されているのでしょう?
不思議なことに多くの製品のラベルに記載されている内容分析表には食品に含まれているはずの炭水化物量について触れていません。なぜかと言うと簡単です。
それは含まれている炭水化物量を減らす方法がないので実際の量を記載したくないのです。
製品に含まれている炭水化物の量を明確にすることは消費者側として大切だと思いませんか?
炭水化物量が簡単にわかる計算方法をお教えしましょう。
炭水化物量の算出方法
法律上決まった分析表に記載されてあるたんぱく質、脂肪、水分そして繊維の%を足し、その合計を100で引きます。これだけで含まれている炭水化物の量がわかります。
ほとんどのお店で販売されているドライフードには炭水化物が50%ほど含まれています。炭水化物が50%も含まれていればペットコンパニオンの全体数の40%が肥満と言われても
おかしくないと思いませんか?またこれは人間の肥満にも比例していると言えるのではないでしょうか?
人気の他社ドライフード大人用フォーミュラとBARF World's (生食)チキンダイエットレシピを比較しましょう。
他社ドライフード 大人用フォーミュラ BARF World's(生食) チキンダイエット
たんぱく質 25% たんぱく質 12%
脂肪 14% 脂肪 08%
水分 10% 水分 72%
繊維 04% 繊維 05%
合計 53% 合計 97%
100-53%=47%炭水化物 100ー97%=3%炭水化物
ペットコンパニオン(犬)は雑食動物であり、ほぼ何でも食べます。しかしだからといって何でも
食べさせて良いということではありません。
ペットコンパニオン(犬)は穀物やその他の炭水化物をエネルギーとして燃焼しますが、炭水化物の
必要とされる栄養量は決まっていません。
唯一3%という低い炭水化物量をペットコンパニオンに与えることが出来るのは生食ダイエット
だけなのです。
近々またペットフードを選ぶ際に避けるべき32もの材料リストを皆様にお伝えしたいと思います。
また、このリストに含まれていない材料の乾燥加工ペットフードを探す事は至難の業だと皆さま
お気づきになると思います。