ペットパティース・ブログ

あなたのペットコンパニオンはこのようなものに苦しめられていませんか? パート1

新規のお客様方々にはどのように我々のことをお知りになられたのか伺います。多くの方はペットコンパニオンの健康向上についてインターネットで調べているうちに我々にたどり着いていらっしゃるそうです。

アレルギー、消化、関節炎、そして癌。これらは多くのペットオーナー様方々が抱えている問題です。
(また、我々人間も同じ病状に悩まされています)その中でもよく浮上する健康上の問題は腎疾患です。

What do the kidneys do?
腎臓はどのような働きをするのでしょう。

腎臓は体内でろ過作用を行う重要な役割を果たしています。一番大きな仕事は血流内の毒素を尿から排泄する作業です。腎臓は水、塩分、そしてミネラル成分の量をコントロールし、体内での
カルシウムの吸収を手助けしています。
また腎臓はエリトロポエテル(EPO)というホルモンを作り出し赤血球の増加にも関わっています。

What are the signs of Kidney Problems?
腎疾患の症状とはどういうものでしょう。

1)貧血症(血色の悪い歯肉、衰弱状態)
2)脱水(急激な喉の乾き)
3)無気力さ
4)うつ病
5)排尿の増加、または排尿の低下
6)食欲、体重の低下
7)嘔吐、下痢

腎臓の機能低下に伴いペットコンパニオンは水分を多く求めるようになります。これは腎臓がろ過できないまま体内に溜まっている毒素を排出しようとしているものなのです。
しかし、そのうち水分だけでは毒素を取り除けない事態となり、更に重症な問題が起こってしまう可能性があります。

上記に述べた症状は腎疾患だけではなく、他の病気とも結びつくことがあるので血液検査、または尿検査で問題点が腎疾患であるか確認する必要があります。

Types of Kidney Problems
いくつかの腎疾患

ペットコンパニオンの腎不全には急性と慢性の二つの型があります。

急性腎不全は突然起こり、攻撃的です。バクテリアの炎症、中毒、また腎結石やその他尿路の妨げによって起こります。
急性腎不全の可能性がある場合はすぐに手当が必要となります。このような状態は命に関わりますが、早期発見であれば治療が可能です。

慢性腎不全は進行も遅く、老いたペットコンパニオンによく見られます。残念ながら、慢性腎不全を発見できた頃には手の施しようがなく、
現在の医学では治療法がありません。このような状態の場合、獣医に従ってのケアを行ってください。

腎不全以外では腎結石もペットコンパニオンの間ではよくある病気です。結石とは、石の固まり、また結晶等が腎臓や尿路に出来てまう病気です。
このような固まりは尿路をブロックし、激しい痛みが伴います。このような事態は生死に関わりすぐに対応しなければなりません。

What Causes Kidney Disease?
腎疾患の原因とは?

腎疾患の原因はいくつかあります。
1)腹部のケガ
2)細菌感染症
3)尿路の障害
4)心不全
5)中毒
6)急速な脱水症状、失血によるショック
7)腎動脈の障害(血餅)
8)非ステロイド性抗炎症薬、抗生物質の長期使用

ペットオーナーの皆様にはこのような健康問題についての知識をしっかり把握していただくことは大変重要なため、ぜひ腎疾患についての次回の記事もご参考になさってください。

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